今までロジクールの「MK710」を購入し使っていたのですが、Fキーが小さく硬かったのと、キーを押すときに引っかかるようになったのと、キーの凹凸が少ないためキーのどこを押しているかわかりづらかったため買い換えを検討していました。
「MK710」は7ヶ月ほど使いましたが、電池の消費はほとんど無く、未だに残量表示も満タンのままです。
まず、このキーボードの説明ですが、まったく余分な機能がない本当にシンプルな文字を入力するためだけのキーボードで、ワイヤレスでもなく普通にコードでのUSB接続です。
特徴としては「静電容量無接点」という他に無い接点方式で、接点が無いため軽いタッチでも入力出来ます。
さらに「変荷重」というこれまた他に無い特徴があり、「30g、45g、55g」の三種類の荷重が押す指によって割り振られているため、小指などで押すキーは軽くできているため、非常にタッチしやすくなっています。
あと、ローマ字入力でタッチタイピングする人には必要の無いカナ刻印も無いため、見た目もすっきりシンプルで格好いいです。
キーひとつひとつが安っぽいプラスチックのような材質では無く、陶器のような感覚さえするようなしっかりしたもので、表面がざらざらした感じになっているので、すごく指に吸い付くようにフィットします。
使ってみた感想ですが、噂通り最高の一品です。
キーひとつひとつがしっかりしているため、キーのどの部分を触っているかがよくわかるため、目的のキーを外すことが無く、隣を間違えて打つことなど一切無くなります。
音についてですが、打ったときの音はかなり小さく、しっかりした感じの音がしますが、キーが戻ったとき[Enter]などの大きいキーでは少し独特の音がします。
これも、安っぽいプラスチックではなく、しっかりしたキーだからこその音と思えば十分許せる音だと思います。
結論としては、下手に色んなキーボードを試すより、値段は結構高いですが、迷わずこれにしておけば後悔することはないと思います。
それくらい入力することに関しては文句なしに最高だと思います。
値段以上の価値は十分にあると思います。
久しぶりに買って良かったと思える一品でした。
一緒に「SANWA SUPPLY TOK-MU3BK リストレスト
これのレビューは次の記事に書いてあります。
ここで「Realforce」シリーズについて少し。
同じようなキーボードが何種類か発売されているのですが、その違いがわかりにくく、私も結構迷ったので、大まかな違いを書いてみたいと思います。
まず、キー配列の違い、英語配列か日本語配列、テンキーがあるかないか、これは商品名に数字で記載されています。
次に変荷重か全部同じかの違い、これはスペック情報を見るしかないです。
あとはキーの印字関係で、カナ刻印あり/なし、文字の色、印刷方式の違いくらいで、この辺は好みの問題になると思います。
印字はしっかりしていて、ちょっとやそっとでは消えそうに無いです。
「MK710」は7ヶ月で結構消えてきてました。